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レッキンクルーオーケストラ『COSMIC BEAT』東京、大阪公演開催
ELワイヤーを駆使した「光のダンス」と神業的ストリートダンスにより、
ダンスをアートの領域に持ち込んだレッキンクルーオーケストラ。
そんな新次元の公演「COSMIC BEAT」が大阪(10/12、13)、東京(11/30、12/1)
で開催された。
ストーリーとしては、異世界に迷い落ちた男女がお互いの「音」を探して旅をしていき、
様々な出会いや壁を乗り越えながら互いの大切さを知る、王道のラブストーリーだ。
ただし、他のラブストーリーの舞台とは大きく異なる点が1つある。
それが「光とダンス」の融合である。
レッキンクルーオーケストラの名前を世に知らしめた
「ELワイヤー」でのアクションはもちろんのこと。
プロジェクションマッピングによる立体的なステージは
見る者を物語の中に引き込んでいき、
その先にあるダンスがより一層、登場人物の気持ちをストレートに表現していく。
そのため、演者は演目中一切声をだしていないが、
伝わってくる楽しさや観る人を魅了する度合いは通常の舞台よりも明らかに高い。
目から伝わってくる情報量が多いのだ。
2時間余りの長時間のステージも息もつかせぬその迫力に目を奪われ、
あっという間に時間が過ぎてしまった。
公演後のフィナーレの際、主演である「YOKOI」から、
「今後もダンスの可能性をより多くの人に伝えていく」というメッセージがあったが、
笑顔の中にも強く込められたそのメッセージは、
そこにいた会場全員の心に深く響いたように感じた。
「ダンスの可能性」
そこにかける熱い思いが会場を包み、公演は幕を閉じたのであった。